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タイムリープ実験11【予告】9月27日・満月の夜

2026年9月27日(日)の満月の夜に、「タイムリープ実験11」を行う。明晰夢の中で過去や未来に跳び、起きたらアンケートに答える実験だ。

私(BTTP)はこれまで、明晰夢やユングの集合的無意識をもとにしたタイムリープ実験を10回行い、合計1,341件の回答をいただいてきた。10回目の実験は2024年2月で、だいぶ間が空いてしまったが、今回は新しい仮説「夢の共存窓仮説」を確かめるための実験になる。

タイムリープ実験11の概要

  • 実験の日時:2026年9月27日(日)午前0時(満月の夜)
  • アンケートの受付:9月27日の朝5時ごろ〜9月30日(水)23時59分
  • 正解の発表:10月3日(土)夜8時からのYouTubeライブ
  • 参加の登録は不要。アカウントもメールアドレスもいらない

同じ内容を、YouTubeの動画でも紹介している(動画はこちら)。

目次

今回の実験で確かめること

夢の共存窓仮説は、メンスキー博士の理論を土台に、「夢や瞑想などの意識の縁で、ふだんは分かれている現実の情報に触れる窓が開く」と考える仮説だ。仮説の中身は、夢の共存窓仮説の記事で詳しく紹介している。

この仮説では、次の2つを考えている。

  • ある出来事を見た人、記録した人が多いほど、その情報は宇宙の中にたくさん重ねて書き込まれ、夢で見つけやすくなる。
  • 未来の情報をそのまま「ダウンロード」することはできない。わかるのは、手元にある候補と一致しているかどうかで、「これだ!」という強いひらめきや確信がその合図になる。

今回の実験では、1つ目を確かめる。具体的には、これから大勢の人が見ることになる「未来の画像」を用意して、その画像が夢に出やすいかを調べる。

参加方法

参加方法は、これまでの実験とほとんど同じだ。

  1. 9月27日の午前0時を目標に、眠る時間を調整する(無理のない範囲で)。
  2. 明晰夢を見る方法の一つ「WILDテクニック」を試す(やり方は下記)。
  3. 明晰夢に成功したら、自分の行きたい過去や未来に跳ぶ。
  4. 起きたら、アンケートに答える。

明晰夢を見られなかった人、夢を覚えていない人も、ぜひアンケートに答えてほしい。夢を見なかった人の答えも、比べるための大切なデータになる。

WILDテクニックのやり方

  1. 布団に入ったら、全身の力を抜いてリラックスする。
  2. 体の感覚を、ただ静かに観察する。考えごとが浮かんでも追いかけない。
  3. 体がしびれる、音が聞こえる、光が見えるといった変化が起きても、慌てずに落ち着いて観察を続ける。
  4. 階段をのぼるなど、前へ進むイメージを5分以上続けながら、アファメーション(自分の目的を短く言い切る言葉)を心の中で唱える。

アンケートで増える3つの質問

アンケートは9月27日の朝5時ごろから、こちらのフォームで受け付ける。締切は9月30日(水)23時59分。いつもの質問に加えて、今回は次の3つを聞く。

  1. 誕生月
  2. 4枚の画像のうち、夢や体験でいちばん近かったもの
  3. その画像を選んだ決め手と、確信の強さ(「強い確信がある」から「まったく確信はない」までの4段階)

夢の共存窓仮説では、未来の情報を直接ダウンロードすることはできず、知ることができるのは手元の候補とどれだけ一致しているか、だと考えている。だから、4枚の画像の中から「これだ」と感じるひらめきと、その一致、そして確信の強さを調べたい。

答え方のコツは二つある。

  • 体験談は、画像を見る前に書いてほしい(アンケートも、体験談の後に画像が出てくる順番にしてある)。
  • 夢で見た色、形、場所の雰囲気など、断片でいいので思い出してから画像を選ぶ。何も思い当たらなければ、直感で選べばいい。「まったく確信はない」と正直に答えてもらえれば、それも大切なデータになる。

なぜ誕生月を聞くのか

全員で1回だけ、正解の1枚を当てる形にすると、4枚の中にたまたま人気の画像があった場合、それが正解に選ばれただけで的中率が大きく上がってしまう。夢とは関係なく、だ。そこで、正解の抽選を誕生月ごとの12回に分けて、偶然でどこまで当たるかを正確に計算できるようにした。

また、4枚の画像は事前には見せず、アンケートの中で初めて公開する。この記事にも、動画にも載せない。

正解の決め方と発表

正解は、アンケートの締切が過ぎてから、「drand(ディーランド)」という公開の乱数で決まる。drandは、世界の複数の大学や企業が共同で30秒ごとに作っている乱数で、生成される前には誰も予測できず、生成された後は誰でも値を確かめられる。つまり、アンケートに答えている間は、正解はまだこの世に存在しない。BTTPも含めて、誰も知りようがない。

正解は、10月3日(土)夜8時からのYouTubeライブで、誕生月ごとにスロットを回して発表する。スロットの止まる場所は、乱数の値から計算で決まっている。乱数の値は画面に表示するので、あとから誰でも正解を計算し直して確かめられる。

ライブで使う抽選スロットの画面のデモ。A・B・C・Dの4枚のカードと、締切の確認から全件の集計までの6つの手順が表示されている
ライブで使う抽選スロットの画面(デモ)。本番ではA〜Dの場所に4枚の画像が入る。

見る人が多い正解ほど、当たりやすくなるのか

今回の実験には、もう一つ仕掛けがある。みなさんが選んだ1枚は、ライブで発表する「公開の正解」とは別に、一人ずつ決まる「非公開の正解」とも照らし合わせる。非公開の正解は誰にも見せず、全体の的中率だけを報告する。

仮説が正しければ、ライブで大勢の人が見る公開の正解だけが当たりやすくなり、誰にも見せない非公開の正解は、当てずっぽうと同じ4分の1、ほぼ25%になるはずだ。反対に、公開の正解の的中率が25%とほぼ同じなら、仮説のこの部分は間違っている、ということになる。

ただし、効果があるとしても、その差はかなり小さいはずだ。計算では、仮説を確かめるには1,250件のデータが必要になる。1回の実験で集まる回答(前回の実験10では263件)では足りないので、この実験は必要なデータが集まるまで続けていく。

なぜ9月27日(満月)なのか

満月の夜の住宅街。たくさんの窓で人が眠り、それぞれの窓から細い光の糸が月に向かってのぼっている
満月の夜、たくさんの人が同時に夢を見る。

9月27日は満月だ。アメリカのワシントン大学の研究チーム(オラシオ・デラ・イグレシア博士ら)が、月の満ち欠けと睡眠の関係を調べたところ、満月の数日前(3〜5日前)の夜に、寝る時刻がいちばん遅くなり、睡眠時間がいちばん短くなった。

夢は、深い眠りのときよりも、浅い眠りのときの方が見やすいとされる。夢の共存窓仮説では、その名のとおり、まず夢を見ることが重要だ。そこで、夢を見やすくなる満月の夜を実験日にした。なお、月の引力が脳に直接はたらく、と考えているわけではない。

この実験の約束(事前公開)

ここから下は、実験をする側であるBTTPの約束だ。参加者が何かを登録したり、読んでおいたりする必要はない。

結果が出てから、正解の決め方や判定の基準を都合よく変えたと疑われないように、それらをすべて実験の前に公開しておく。研究の世界で「事前登録」と呼ばれるやり方だ。この記事の公開日時が、約束をした日時の記録になる。同じ内容をXにも投稿しておく。

約束の中身を表示する(全8項目)

約束1 正解の決め方

  • 使う乱数:drand(League of Entropy が運営する公開乱数、既定チェーン)のラウンド 6519836。2026年10月3日 20時15分00秒(日本時間)に生成される。
  • この乱数は、生成される時刻より前には誰も知ることができない。生成後は https://api.drand.sh/public/6519836 で誰でも確認できる。
  • 誕生月ごとの正解(公開の正解):「乱数の値:TL2026-09-27:Q1:月」(TL2026-09-27 は今回の実験名、月は1〜12の数字)という文字列のSHA-256を計算し、先頭から8バイト目の値を4で割った余りを0〜3として、A〜Dに対応させる。

約束2 画像の指紋

画像を後から差し替えていないことを示すため、4枚の画像ファイルの「指紋」(SHA-256)を先に公開する。画像そのものはアンケートの中で初めて公開し、元のファイルはライブの後に公開する。

  • A:1c8ec56bc470a2fbda8e868c40c760122f08dbd9f5f418070898612699887882
  • B:9a9a9acbcf15741bc3d394b3c6fa8a5f2275a9a825a6b2b72209da241231c9b4
  • C:d8faa065dc916bc6422218e1bf8584bd26e139f48529a3f6f5effc519494520a
  • D:c4e210a17a505e34d49797d2e551d68b90811e66a7ae561b4dcb0f1616b54210

約束3 締切と、回答データの封印

  • アンケートの締切は9月30日(水)23時59分。締切と同時に受付を止める。
  • 締切の後、回答データからニックネームと自由記述を取り除き、下の除外規則を当ててから、そのデータの指紋(SHA-256)を10月1日にこの記事とXで公開する。抽選の乱数が出るより前なので、当たりを見てから回答を消したり足したりすることはできない。
  • 除外規則:誕生月か画像の選択が空欄の回答は除く。同じニックネーム・誕生月・選択の回答は、最初の1件だけ残す(うっかり二重に送った場合への対応)。

回答データの指紋(10月1日に追記):(未公開)

約束4 もう一つの正解(非公開の正解)

あなたが選んだ1枚は、ライブで発表する誕生月ごとの正解とは別に、回答ごとに一人ずつ決まる「非公開の正解」とも照らし合わせる。非公開の正解は、「乱数の値:TL2026-09-27:Q2:回答の番号」という文字列から約束1と同じ方法で決める。こちらは誰にも見せず、全体の的中率だけを報告する。

約束5 判定の基準

  • 当てずっぽうで選んだ場合の的中率は25%。
  • 主な判定:公開の正解の的中率が、偶然で説明できる範囲を超えて25%を上回るか。4枚の画像の人気の偏りも含めて、偶然でどこまで当たるかを抽選の仕組みから正確に計算して判定する(片側の有意水準2.5%)。
  • あわせて見ること:公開の正解と非公開の正解の差。夢や体験をもとに選んだ人と、直感や当てずっぽうで選んだ人の違い。確信が強い人ほど当たっているか。明晰夢や過去・未来の夢を見た人と、そうでない人の違い。
  • 回を重ねてデータを積み上げ、累計の有効回答が1,250件に達した時点で、公開の正解の的中率が偶然を上回っていなければ、仮説のこの部分(多くの人が見るものほど夢で見つけやすい)を撤回する。
  • 結果が良くても悪くても、すべての結果を報告する。

約束6 抽選と集計のプログラム

正解の計算と集計に使うプログラムも、実験の前に完成させ、その指紋を公開する。後から計算の方法を変えていないことを示すためだ。プログラム本体はライブの後に公開する。

  • 封印・抽選・解析のプログラム(fullmoon_draw.py):13a63e1d6e4c181b96ec85d70ce1263afbdad77387e008644ff9e187d97d1932
  • ライブのスロットと全件集計の画面(slot.html):9046922c5b1168ec12a909de24f04a639256f4b8d8b2bb9a763ee3a0d32a79dc

約束7 ライブの進行

10月3日のライブでは、次の順番をすべて画面に映す。ライブのアーカイブが、そのまま抽選の記録になる。

  1. アンケートの受付が止まっていることを確認する。
  2. 封印した回答データを読み込み、有効回答数と指紋を表示する。10月1日に公開した指紋と一致することを画面で確かめる。
  3. 抽選に使うラウンド番号(6519836)を確認し、20時15分まで待つ。
  4. 公開された乱数を受け取り、その値を画面に表示する。
  5. 1月から12月まで、誕生月ごとの正解をスロットで発表する。
  6. 全員の回答を一括で集計し、公開の正解と非公開の正解の的中率、偶然との比較を表示する。

約束8 公開するもの・しないもの

  • ライブの後に公開する:抽選に使った乱数の値、封印した回答データ(回答の番号、回答時刻、誕生月、選んだ画像、決め手、実験結果の区分だけ)、4枚の画像の元ファイル、判定に使った計算プログラム。
  • 公開しない:ニックネーム、体験談の自由記述、そのほか個人を特定できる情報。体験談を記事や動画で紹介する場合は、これまでどおり本人の了承を得る。

よくある質問

参加するのに登録は必要?

必要ない。アカウントもメールアドレスもいらない。9月27日の夜に挑戦して、起きたらアンケートに答えるだけだ。

明晰夢を見られなかったら、答えない方がいい?

ぜひ答えてほしい。夢を見なかった人や当てずっぽうで選んだ人の答えは、比べるための基準になる。

正解はBTTPが決めるの?

BTTPは決めない。決められもしない。正解は、10月3日20時15分に生成される公開の乱数から計算で決まる。その乱数は、世界の複数の組織が共同で作っていて、どの組織も前もって知ることはできない。

何回も答えたら当たりやすくなる?

ならない。正解は締切の後に決まるので、何回答えても有利にはならない。同じ内容の回答は最初の1件だけを数える。

家族や友だちと一緒に参加してもいい?

もちろんいい。ただしアンケートは一人ずつ、自分の夢をもとに答えてほしい。

注意事項

  • 未成年の人は参加を控えてほしい。
  • 統合失調症などの心因性の障害や、ナルコレプシーなどの睡眠障害がある人は、睡眠に悪い影響を与えるおそれがあるので参加を控えてほしい。
  • 眠る時間の調整は無理のない範囲で行う。翌日に予定がある人は、睡眠時間を優先してほしい。

まとめ:いちばん大事なのはアンケート

  • タイムリープ実験11は、2026年9月27日(日)午前0時、満月の夜に行う。参加の登録は不要。
  • 多くの人が見る出来事ほど夢で見つけやすい、という夢の共存窓仮説の予測を確かめる。
  • 正解は締切の後に公開の乱数で決まり、10月3日(土)夜8時からのYouTubeライブで発表する。

この実験でいちばん大事なのは、みなさんに答えていただくアンケートだ。タイムリープ実験11に参加した人は、ぜひアンケートに答えてほしい。

タイムリープ実験11のアンケートに答える(9月27日朝5時ごろから受付)

関連リンク

参考文献

  • M. B. Mensky, Super-intuition and correlations with the future in Quantum Consciousness, Cosmology 18, 263 (2014). arXiv:1407.2627
  • L. Casiraghi et al., Moonstruck sleep: Synchronization of human sleep with the moon cycle under field conditions, Science Advances 7, eabe0465 (2021). ワシントン大学の発表(英語)
  • T. A. Nielsen, A review of mentation in REM and NREM sleep: “Covert” REM sleep as a possible reconciliation of two opposing models, Behavioral and Brain Sciences 23, 851 (2000).
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